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9月29日(日) 『親子で小さなお茶会をしつらえる 』


お茶を点てる
 9月の親子会は、お菓子作り、室内のしつらい、水屋の支度、和室での立ち振る舞いなどの割り稽古と、お茶(茶道)体験を楽しみました。お茶を堅苦しいものとしてではなく、準備のところからおもいきり楽しめば。とおっしゃる平井一宏さん(お茶暦20年、藪内流)が、導き役を快く引き受けてくださいました。菓子作りからしつらえの準備、立ち振る舞いの割り稽古、茶会まで盛りだくさんの内容になりました。

店の間

まずは店の間で簡単に手順を説明。プログラムは、以下の進めることになりました。しつらえ準備の役割は、子どもたちが何をしたいかを決めて、それぞれに分担することに。
@菓子を作る
Aしつらえの準備
 花 班    寄付きの花入
        床の間の花入
 軸 班  掛け軸を描く
 水屋班  茶の準備
B割げいこ、立居振舞
  歩く、座る、礼、立つ襖の開け閉め
C茶会
  薄茶一服

 

お菓子作り

@菓子作り
  まずは走りもとで、茶会に使う菓子作りをしました。
今回の親子会の内容に賛同いただいた下鴨 宝泉堂さんのご提案を受けて、せっかくなら子どもたちに作らせて上げれば。ということになり、素材の「白餡」「こなし」をご用意いただき、栗の形の菓子を作りました。栗の甘煮を白餡で包んだものを、さら「こなし」で包み込みます。丸めて、三角形に整えて、先端をとがらせて。いろんな形の三角形ができたときは、「これが栗になるのか」と不安げな子どもたちでしたが、仕上げに芥子(けし)の実を付けると、「わー!!栗になった!!」と大喜びで、みんなとても満足げでした。

栗の主菓子
いろいろな形をした「栗」の菓子が出来上がりました。

 
 

しつらえ−掛け軸

しつらえ−掛け軸

しつらえ-花

Aしつらえの準備
・花 班  寄付きの花入(玄関 小屏風前)
       床の間の花入
・軸 班  掛け軸を描く
・水屋班 茶の準備
  お菓子が出来上がり、つぎはしつらえの準備です。花担当になった子は、母の案内で親子で裏庭へ。ホトトギスや季節派外れにムクゲの花も咲いていたのですが、選んだのはノコンギク、ミズヒキソウだったようです。
  掛け軸班になったのは2人。色紙の大きさに切った色画用紙に
「秋」をイメージしてクレパスで絵を描きました。

玄関−花
玄関のノコンギク

しつらえ−床の間
床の間 花 ミズヒキソウ、コノンギク  掛け軸 秋の実り

水屋係り

水屋−準備
水屋班の2人は、お盆に茶碗、茶せんをセット。茶杓でお抹茶を入れるところまでを教わりながら準備しました。
割り稽古-お辞儀
割り稽古-お辞儀
B割げいこ、立居振舞 ?? 歩く、座る、礼、立つ襖の開け閉め
  「手はひざ意に。背中にモノサシを入れたと思って、真直ぐに礼をします。ほら、こんなふうに。」袴姿の平井さんの美しい礼のお手本を見て真似てみるのですが、これがなかなか難しい、、。アレアレ、手がカエルさんみたいに広がってしまったね。
 
割り稽古-和室の歩き方
続いて、歩き方を練習します。すり足で、畳の継ぎ目、縁を踏まないで手は太ももあたりにおいて歩きますよ。
クルクル、親子で座敷の畳の上を意識して歩きました。足を気をとられると手がブラリと下がってしまいます。
  立ち座りも、右足を半歩後ろへ引いて、片膝だけを着いて、トン、トン、トン。ウーン、難しい。
鳴れない動きに、大人も子どもも四苦八苦しながでしたが、かなりじっくりとお稽古に集中しました。

割り稽古-襖の開け方
襖の開け方。 こちらは、みんな所作を興味深げに観察しながら真似ていました。
ひとりずつ、襖を開けて退出するところまで体験。後姿もきれいにできていました。



お運び-菓子
さあ、いよいよ、C茶会です。
親子の菓子が仲良く並んだところに懐紙とクロモジをセットして、先に子どもたちがお運び、お茶を点てる役をします。
 

 お盆の正面はどっち?子どもたちからそんな質問もありました。懐紙のあるほうを正面にして置いて来ようね。歩き方は、さっきのすり足で、畳の縁は踏まないように気をつけて。菓子のお運びを終えたら、お茶を点てるお盆を持って座敷へ。今回はお湯は入れてあげて、子どもたちは点てることに集中しました。茶せんの持ち方を教わり、さあ、点てて!を合図に、みんな一生懸命茶せんを動かしますが、平井さんのようにすばやく動かすことができず、うーん、泡がたたない。

お運び-菓子

お茶を点てる

お茶を点てる
お茶を点てる
いつまで点てたらいいの? 自分が納得いくまででいいよ。
点てる
お茶碗を押さえる手つきも、よく見て真似て、きれいな手つきになっています。
 
大人もお茶を点てる
子どもたちの前で、今度は大人が点てます。
点てるー大人
  やっぱり、なかなか上手くいかない様子。

子どもが客人
きちんと正座して、お菓子をどうぞ。お母さんたちからお菓子を差し出されて。
手のひらに懐紙をおいて、その上でクロモジを使ってお菓子を切るのは難しかったようでした。

 今回はお茶のさまざまな「所作」を体験しました。
慣れない動きは覚えるまでは「型」嵌められたように感じますが、これが馴染んでくると実は無理のないとても自然な動きであることに気づきます。親子で、おもしろがりながら参加してもらえた半日になりました。

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